「携帯電話料金を滞納すると住宅ローン審査に落ちるって本当ですか?」

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住宅ローン審査に落ちる理由は大きく3つありますが、その中でも一番引っかかりがちなのが個人信用情報の問題です。

個人信用情報については、審査結果を左右する重要な要素になるため、本サイトでも多くのコラムで取り上げています。

 

よくありがちなのが“自己破産等の債務整理をしていなければ審査に落ちることはない”という勘違いです。債務整理をしていなくても、信用情報にキズがつくことはよくあります

その代表的なものが、延滞や滞納です。

 

いままで当サイトでも、延滞のケースが審査に与える影響について説明してきました。

 

【参考コラム】

公共料金の延滞や滞納は、住宅ローン審査に影響しますか?

家賃滞納が原因で住宅ローン審査に落ちることがありますか?

 

今回は、最近もっとも増えている携帯電話料金の滞納についてです。

実は延滞の中で一番怖いのが、この“携帯料金の延滞”なのです

これが原因で住宅ローン審査に通らない方が急増中です。そして、それには理由があるのです。

 

本コラムでは、携帯電話料金を滞納すると住宅ローン審査にどのような影響を与えるのか、ということについてお伝えしていきたいと思います。

 

■携帯料金の滞納は、単なる通話料金の滞納ではなかった!

上述したように、携帯料金の滞納が原因で住宅ローン審査に落ちる方が急増しています。以前は少なかったのに、です。

決して滞納する人の割合や数が増えているわけではありません。

携帯料金の仕組みが変わったのが原因なのです。

どんなふうに仕組みが変化したのでしょうか???

 

実は、携帯の端末本体の支払い方法が変化したのです。

 

以前は、携帯端末を購入(機種変更等)するときに、各ショップに入る予定の販売奨励金(販売による利益)を、端末の料金に充ててもらえる方式が一般的でした。

それにより、携帯端末の料金は契約時に支払完了という状態になっていて、その後は毎月の通話料を支払っていくだけでした。

 

その後、この販売奨励金を端末台に充てる方式が“ばらまき行為”と批判され、現在では割賦販売法という法律のもと、端末料金を分割で支払う方式が浸透しました。

 

それにより、毎月の携帯料金の内訳は、

①毎月の通話料

②携帯端末(本体)の分割払いの料金

の2つで構成されるようになりました。

 

以前は①のみ。現在は①と②。

延滞をした場合も、以前は①のみの延滞。現在は①と②の延滞。そういう形に変わったのです。

 

そして、この変化が住宅ローン審査に影響を与えるようになったのです。

 

■延滞や滞納が続くと個人信用情報にキズが付く

では、支払いの内訳の違いが、どのように影響を与えるのでしょうか???

 

①の通話料金については、今までの人生で何度か延滞を経験された方もいらっしゃるかもしれません。

お金のない学生時代には、“延滞して携帯を止められた!”なんて話はよく聞きましたよね。

延滞をした場合でも、料金の中身が①だけであれば、携帯を止められて利用できなくなるだけで済みます

 

問題は②です。

②の端末料金は、実は“分割払いのクレジット契約”なのです。

 

つまり現在では、

携帯料金の滞納=通話料の滞納+クレジット払いの滞納

という状態になってしまうのです。

 

“クレジット払いの滞納”の文字を見れば、勘の良い方はお分かりかもしれませんね。

そうです!この部分は、個人信用情報に関わる重大な要素になってくるのです。

 

当然、②の部分の延滞や滞納は個人信用情報の支払い記録にも載ります。

また、3回以上連続して滞納していると金融事故として異動履歴に掲載され、いわゆる“ブラック”と呼ばれる状態になります。

 

昔の感覚で「とりあえず携帯がつながらなくなったら、コンビニに走って払ってくればいいや」なんて考えていると、将来の住宅購入に大きな影を落としてしまうのです。

 

■延滞や滞納が審査に影響を与えないための防御策

以上のことから、携帯電話料金の延滞や滞納が、住宅ローン審査に影響を与えないような防御策を考えてみましょう。

 

当然、“延滞や滞納をしない!”というのがベストなのですが、人間だれしも“うっかり”失念してしまうことはあります。

そういう場面でも、できるだけ延滞を防ぐことが大事です。

 

まず考えられるのは、

携帯端末は一括払いで購入する

ということです。

正直、これが一番の解決策です。

 

上述した支払い方法のうち、②の“携帯端末料金の分割支払い”がなくなってしまえば、月々の支払いは①の通話料金だけになります。つまり、割賦販売法が適用される前の時代と同じ状況が作れるわけです。

ただし、一括払いで携帯端末を手に入れるとなると、かなりの金額になります。とはいえ、可能な限り検討してみると良いと思います。

 

端末料金に加え、もうひとつやっておきたいのは、

携帯料金の支払いをクレジットカード払いにしない

ということです。

 

端末を一括で購入しても通話料金をクレジットカード払いにすると、もしクレジットカードの支払いを滞納した場合には、個人信用情報に傷がついてしまいます。

 

①端末料金の一括払い、②クレジットカード払いにしない、という両方が実現できるとベストでしょう。

 

■まとめ

毎月の携帯電話料金には端末の分割払いが含まれているケースがほとんどです。

延滞を重ねると個人信用情報に傷がつき、住宅ローン審査にも落ちることになります。

対策としては、①端末購入を一括払いにするクレジットカード払いを設定しない、というのがお勧めです。

 

逆に、過去に延滞の経験がある人は、住宅ローン審査を受ける前に延滞履歴等を確認して、審査対策をすることをお勧めします。

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